健康への取り組みで保険料が安く

最近は老若男女によらず、スポーツジムに通うなど健康に対する意識が高まっています。健康に自信があるのなら、保険料の割引が受けられる保険もあります。

タバコを吸わない、禁煙を1年以上しているという人は「非喫煙者割引」、BMI、血圧が基準の範囲内にあれば「優良体割引」があります。また、ゴールド免許を持っている人は「優良運転者割引」(運転免許がない場合も適用される。また自動車保険が12等級以上でも適用)、さらに歩くことで一部保険料のキャッシュバックが適用されたり、健康診断の結果を提出すると受けられたりする割引などもあります。

これら各種割引は合わせて使えるため、2つ、3つと基準を満たすと、割引率が大きくなります。

適用されるかどうかは、契約時の状況で判断されます。契約後は、健康診断などで状況がよくなっていると判断されれば保険料が下がる可能性もありますが、健康状態が悪くなった場合でも、保険料が上がることはありません。

健康生活を取り入れることで割引になる健康増進型保険

似て非なるものに、「健康増進型」といわれる保険もあります。健康診断を受けたり、健康に関する取り組みをすることで保険料の割引などが受けられるものですが、契約時だけではなく、契約後も一定期間ごとに健康状態や生活・運動習慣などをチェックし、その割引額の見直しが行われる保険です。

割引を受けた保険料で契約できると、健康の維持はもとより、割引された保険料を維持したいという気持ちも働き、健康行動維持のインセンティブにもなります。こういった心理を活用しながら、昨今の長寿社会における健康寿命を延ばし、疾病へのリスクを減らすことが目的のようです。

ただし、この健康状態については定期的なチェックがあり、もし健康状態が悪くなったりすると、保険料が上がるというデメリットもあります。これから体力が衰えていく年代の方にとっては、少々懸念されることかもしれません。

健康増進型保険を考える際の注意点

「健康を維持しながら保険料の割引を受けられるのは一石二鳥」と安易に考える方もいるかもしれませんが、保険料が上がる可能性には注意したいところ。また、割引後の保険料がはたして割安なのか、というところも気になるところです。元々の保険料が割高で、割引をしても一般的な保険料よりは高くなる場合もあるのです。

割引以外にも、健康イベントの開催があったり、ポイントが得られたりと楽しそうな特典が準備はされていますが、誰にとっても良いものだとは言えません。

生命保険を検討する時に大切なのは、過不足ない保障を備えることです。割引などのメリットだけを見て飛びつかず、自分に必要な保障かどうか、割引などの特典を選ぶメリットがあるかどうかを検討し、選択しましょう。保険料は家計においては「固定費」となります。無用に割高になってしまうことは避けたいものです。