コンセンサス予想を大きく上回る増益となった3月決算銘柄は

10月の下旬からスタートした3月決算企業の上期決算発表も先月中旬に終わりとなりました。日本経済新聞の集計によるとその上期決算は新型コロナウイルス影響の長期化で内需企業の苦戦が続いたものの、自動車や電機といった製造業で海外需要が回復したことや、需給逼迫や資源価格の高騰で非鉄や商社、海運の利幅も拡大したことなどから純利益が前年同期比で2倍となったとのことです。

こうしたなかコンセンサス予想を大きく上回る増益となった企業もみられます。そこで今回は上期の営業利益がコンセンサス予想を20%以上上回る増益となった銘柄をTOPIX500採用の3月決算企業のなかからピックアップしてみました。例えばヤフーやLINEを傘下にもつZホールディングス(4689)では広告事業の拡大でLINE単体の営業利益が4四半期連続で黒字化したことなどから上期の営業利益が前年同期比で17%を超す増益となり市場予想を22%余り上回っています。

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