上期の営業利益が40%台の増益となった3月決算銘柄は
10月の下旬からスタートした3月決算企業の上期決算発表も先月中旬に終わりとなりました。日本経済新聞の集計によるとその上期決算は新型コロナウイルス影響の長期化で内需企業の苦戦が続いたものの、自動車や電機といった製造業で海外需要が回復したことや、需給逼迫や資源価格の高騰で非鉄や商社、海運の利幅も拡大したことなどから純利益が前年同期比で2倍となったとのことです。
こうしたなか上期が大幅な営業増益となった企業も多くみられます。そこで今回は上期の営業利益が前年同期比で40%台の増益となった企業をTOPIX500採用の3月決算銘柄のなかからピックアップしてみました。例えば旭化成(3407)では好調な石化市況が追い風となりマテリアル事業で利益を積み上げたことなどから上期の営業利益が前年同期比で47%を超える増益となっています。