減益予想ながら増益でのスタートとなり進捗率が60%以上となった銘柄は

7月下旬からスタートした3月決算企業の第1四半期決算発表も8月の中旬に終わりとなりましたが、日本経済新聞の集計によると経済の再開が進んだことで自動車や鉄鋼、海運など幅広い業種で業績の回復がみられ、この第1四半期の純利益は前年同期比で2.8倍となり、四半期決算が義務付けられた2008年以降では第1四半期として3年ぶりに最高益を更新したとのことです。

こうしたなか減益予想ながら第1四半期に増益を確保し、上期予想に対する第1四半期の進捗率が60%以上となった銘柄もみられます。そこで今回はそうした銘柄をTOPIX500採用の3月決算企業のなかからピックアップしてみました。例えばバンダイナムコホールディングス(7832)では利益率の高い大人向け商品が国内外で伸びていることなどから第1四半期の営業利益が前年同期比で35%を超す増益となり上期予想に対する進捗率が63%に近い水準となっています。

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