2月決算企業の第1四半期決算発表集計
6月18日の西松屋チェーン(7545)を皮切りに小売り企業を中心とした2月決算企業の第1四半期決算発表がスタートしています。スタートした当初は決算を発表する企業も限られましたが、それも徐々に増え昨日までに20社に近い企業が決算を発表しています。そこで今回は昨日までの2月決算企業の第1四半期決算発表をまとめてみました。
まだ第1四半期ということもあって通期の業績予想を据え置く企業が大半でしたが、そうしたなかで通期の業績見通しを修正したのがJ.フロント リテイリング(3086)とパイプドHD(3919)で、J.フロント リテイリングは個人消費の回復の鈍さを背景に百貨店などの販売が当初想定を下回ることなどから通期の営業利益の見通しを下方修正しています。一方でパイプドHDは新型コロナウイルス感染症対策に関連する急を要するシステム案件の受注が好調に推移していることなどから通期の営業利益の見通しを上方修正しています。