2019年に記録した最高益の更新が予想される3月決算銘柄は
4月下旬からスタートした3月決算企業の本決算発表も先月で終わりとなりましたが、日本経済新聞の集計によると新型コロナウイルスの感染拡大による経済の停滞はあったものの製造業を中心に下期に回復がみられたことで2021年3月期の経常利益は前期比で8%を超す増益となったとのことです。そして2022年3月期も回復が続き前期比で9%余りの増益が見込まれています。
こうしたなか2022年3月期に最高益の更新を予想する企業も少なからずみられます。そこで今回は2019年に記録した営業利益の最高益を更新する予想となっている3月決算銘柄をピックアップしてみました。例えばヤクルト本社(2267)は国内のヤクルト販売の増加に加え、円安で海外事業の利益も伸びることなどから2022年3月期の営業利益が前期比で14%を超える増益となる見通しで2019年3月期の最高益を3年ぶりに更新する見込みとなっています。