決算発表後に10社以上が目標株価を引き上げた3月決算銘柄は
1月下旬からスタートした3月決算銘柄の第3四半期決算発表も2月の中旬に終わりとなりましたが、それから2カ月程度が経過したこともあってアナリストによる業績や目標株価の見直しも一通り進んだとみられます。そこで今回は1月28日と29日に決算を発表したTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象に決算発表後に10社以上が目標株価を引き上げたもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。
例えば通期の営業利益の見通しを2120億円から2370億円に引き上げたことで小幅な増益予想が12%余りの大幅な増益予想となった富士通(6702)では決算発表後に12社が目標株価を引き上げています。また、東京エレクトロン(8035)でも11社が目標株価を引き上げたほか、アドバンテスト(6857)と村田製作所(6981)でも決算発表後に10社が目標株価を引き上げています。