3月決算企業の第1四半期決算発表が本格化するなか徐々に決算を発表する企業も増えてきました。TOPIX500採用の3月決算銘柄に限っても昨日も一日で25社の企業が決算を発表しており、決算発表に株価が大きく反応するケースも引き続きみられます。そこで今回は早速、昨日の決算発表をTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象に集計してみました。
そのなかで決算発表に反応して株価が大きく上げたのが塩野義製薬(4507)や東海理化電機製作所(6995)、山九(9065)、カプコン(9697)、SCSK(9719)などで、東海理化電機製作所は通期の営業利益の見通しを上方修正したことで、そして塩野義製薬と山九、カプコン、SCSKは第1四半期の営業利益が大幅増益となったことで買いを集めました。一方で第1四半期の営業利益が大幅な減益となった九電工(1959)や日本M&Aセンター(2127)、積水化学工業(4204)などが売られました。