上期に2桁以上の営業増益を確保した3月決算銘柄は
10月下旬からスタートした3月決算銘柄の上期決算も先月中旬に終わりとなりましたが、日本経済新聞社の集計によると新型コロナウイルスの感染拡大による影響でこの上期の経常利益は前年同期比で3割を超す大幅な減益となったようです。しかし、こうした厳しい環境のなかでも増益となった銘柄もみられます。
そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業を対象にこの上期に前年同期比で二桁以上の営業増益を確保した銘柄をピックアップしてみました。例えばイビデン(4062)ではサーバーに使う半導体パッケージ基板の需要増で上期の営業利益が前年同期比で2倍近い増益となったほか、SCREENホールディングス(7735)やヤマダホールディングス(9831)でも8割を超す増益となっています。