12月決算銘柄の第3四半期決算発表集計

先月下旬からスタートした3月決算企業の上期決算発表も先週でほぼ一巡となりましたが、それと並行して行われていたのが12月決算銘柄の第3四半期決算発表でそれも先週で終了となりました。そこでTOPIX500採用の12月決算銘柄を対象にその決算発表をまとめてみると今期も残すところ3カ月ということもあって通期の業績予想を見直す企業が目立ちました。

例えばシマノ(7309)では新型コロナウイルスの感染拡大を受けて公共交通機関の利用を控える傾向が強まるなか世界的に自転車部品の引き合いが堅調に推移していることで通期の営業利益の見通しを引き上げたことから決算発表翌日に株価が急伸し上場来高値を更新しています。また、ヤマハ発動機(7272)も米国や欧州などで大型二輪車や船外機などの需要が想定以上に回復していることから通期の営業利益の見通しを上方修正したことで決算発表翌日に株価が2割以上上げています。

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