3月決算企業の第3四半期決算も2月中旬に終わりましたが、日本経済新聞の集計によると上場企業の経常利益は世界的な景気拡大の恩恵を受ける企業がけん引し前年同期比2割近い増益となった模様です。そしてこのように好調な決算となるなかで通期の営業利益の見通しを上方修正する企業も少なからずみられ、そうした銘柄のなかには最高益更新が見込まれるものもあります。
そこで今回は上方修正で一桁増益での最高益更新が二桁増益での最高益更新となった3月決算銘柄をピックアップしてみました。例えばテルモ(4543)では7%余りの増益予想での最高益更新予想が上方修正で20%余りの増益予想での最高益更新予想となったほか、島津製作所(7701)も上方修正で10%余りの増益で最高益を更新する見通しとなっています。また、長谷工コーポレーション(1808)と第一工業製薬(4461)、TDCソフト(4687)、アルゴグラフィックス(7595)は決算発表後に上方修正に踏み切り二桁増益での最高益更新予想となっています。