3月決算企業の第3四半期決算も2月中旬に終わりましたが、日本経済新聞の集計によると上場企業の経常利益は世界的な景気拡大の恩恵を受ける企業がけん引し前年同期比2割近い増益となった模様です。そしてこのように好調な決算となるなかで通期の営業利益の見通しを上方修正する企業も少なからずみられました。
こうしたなか前回の投資のヒントでは従来10%台の増益予想だった銘柄で上方修正を行った銘柄を取り上げましたが、今回は20%台の増益予想だった銘柄で上方修正に踏み切ったものをピックアップしてみました。例えば30%近い増益を見込んでしたアドバンテスト(6857)は上方修正で40%を超す増益予想となっています。また、同じく半導体製造装置を手掛けるSCREENホールディングス(7735)も小幅に通期の見通しを引き上げています。