1月下旬からスタートした3月決算企業の第3四半期の決算発表も先月中旬に終わりました。したがって2月に決算を発表した銘柄でもアナリストによる業績や目標株価の見直しが随分と進んだと思われます。そこで今回は先月8日に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に決算発表後に2社以上から目標株価の引き上げがあったもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。
そのなかでも目標株価の引き上げが目立つのがテルモ(4543)で、通期の営業利益の見通しをコンセンサス予想を上回る水準まで上方修正したこともあって決算発表後に7社が目標株価を引き上げています。また、住友商事(8053)でも5社が目標株価を引き上げたほか、SUBARU(7270)では4社が、そして日揮(1963)では3社が決算発表後に目標株価を引き上げています。