イギリスの或るスタートアップが、便器が前方に13度傾いているトイレを開発(発明?)しました。座る便器のことですが、座面は通常水平ですが、これが前方に13度傾いているのです。そうすると、長く座っていると足に負担が出てきて、短い使用であればなんの問題もないが、5分以上座っているとかなりキツくなってくるとのこと。こうして、座ったままスマホをいじったり、或いはちょっと昼寝をしてトイレに長居するのを、最低限のコストと手間で防げるのです。
これはいい!我が社も、いや我が社の入居しているビルも、早速導入すべきです。最近男性トイレの個室が満室(我が社ではそれをフルハウスと呼んでいます)であることが多く、困っているのです。個室内に長居しないように張り紙をしているのですが、効き目はありません。どうしたもんかと案じていたのですが、これはとっても良さそうです。
しかし何故13度なのだろう?このスタートアップの創業者は、13度を超えると急にキツくなり過ぎる、と云っており、当然様々な角度を試したのでしょう。激辛バージョンみたいなオフィス専用20度仕様なんてのも出来たりして。これはもう殆どスキーの直滑降の練習のようになってくるでしょうか。しかしとにかく早くこのトイレを試してみたいです。イギリス行く用事ないかなぁ。どなたか日本に輸入しませんか?
追伸です。昨日、アクティビストフォーラム特集として、将棋の羽生善治さんと私の対談のパート1を当社ホームページに掲載いたしました。AIが将棋やマーケットにどのような影響をもたらしているか。投資と将棋の両方の世界に於ける岡目八目の優位性。これからのマーケットでは、既にある事実を分析するのではなく、先回りをして提案することが重要ではないか。など、興味深いテーマについて対談しております。是非お読み下さい!