先月から始まった小売り企業を中心とした2月決算銘柄の第3四半期決算発表も終わりとなりました。百貨店のように衣料品の販売不振や訪日外国人の高額品の消費減速などが響き厳しい決算が目立つ企業もありましたが、東証1部上場企業でみると伸び率こそ低下したものの、昨年11月までの9カ月間累計では5%程度の増益を確保しています。

こうしたなか最高益更新が予想される銘柄も少なからずみられます。そこで今回はそうした最高益更新銘柄のなかから第1四半期(3-5月期)、第2四半期(6-8月期)、第3四半期(9-11月期)と3四半期連続で増益となっているものをピックアップしてみました。例えばドトール・日レスホールディングス(3087)では9年ぶりの最高益更新に向けて第3四半期まで増益基調を維持しています。