みなさんこんにちは。株式会社インベストラストの福永博之です。今週も窓についての解説です。前回は「仮にこのまま上向きの5日移動平均線上を維持するようですと、12月17日と18日のあいだにあけた窓を埋めることが期待されますが、一方で5日と25日移動平均線の両方を割り込んでしまうようですと、株価の戻りが止まって下方向にある窓を埋めることになるのではないかと思われます」としましたが果たして結果は…。

【図表1】 日経平均株価 (日足)
出所:i-chartより株式会社インベストラスト作成
※埋まった窓は青色で表示、埋まっていない窓は赤色で表示

そうです。先週は窓を埋めたあと、5日移動平均線を挟んだもち合い(=トレンドレス)を形成する結果となりました。ここでのポイントは25日移動平均線の向きです。25日移動平均線を上回ったままの状態が続いていますが、25日移動平均線が下向きとなっているため、窓を埋めたあと伸び悩み、5日移動平均線を挟んだ方向感の無い値動きになっているのではないかと考えられます。

したがって25日移動平均線の向きが下向きから横ばいや上向きに変化するようですと、まだ埋まっていない12月17日と18日のあいだの窓を埋めることになるのではないかと考えられる反面、25日移動平均線が上向きに変化する前に5日移動平均線上を維持できずに反落すると同時に25日移動平均線を下回ってしまう場合は1月4日と7日のあいだにあいた窓を埋める動きになることが考えられ、買いポジションを持っている投資家は、損失の発生に備えると同時に押し目買いは控えるか慎重に行う必要があると考えられるのです。

ただ、反落して1月4日と7日にあいた窓を埋めた場合、その後は底入れして反発に転じることも考えられるため、売りポジションを持っている投資家は買い戻すタイミングを逃さないようにする必要があると言えるのではないでしょうか。

いずれにしても、現在株価を挟んで上下に窓がある場合、現在発生中のトレンドが上下どちらにある窓を埋めるのかの重要なカギを握ることになると思われますので、しっかりトレンドを確認したうえで売買判断を行うようにしたいところです。