初心者でもわかりやすい金融用語集

権利付き最終売買日

権利付き最終売買日とは、 株式 株式株式とは、企業が資金を調達するために発行する証券の一種であり、これを購入することで投資家はその企業の所有権の一部を持つことになります。株式を保有することで、投資家は企業の利益の一部を配当として受け取る... 投資信託 投資信託投資信託とは、多くの投資家から資金を集めて、その資金をプロの運用会社が株式や債券などのさまざまな金融商品に投資し、その運用成果を投資家に分配する仕組みです。 投資家は投資信託の証券(通常は「口」と呼... において、 配当 配当配当とは、利益の一部を株主に分配することです。配当は株主に還元する方法の一つで、通常は現金で支払われますが、株式(株式配当)や他の資産の形で支払われることもあります。 配当を受け取る権利があるのは、... 株主 株主株主とは、企業の株式を保有する個人または法人のことを指します。株主は、企業の所有者の一部として以下のような権利を持ちます。 1.議決権:株主総会に出席し、企業の重要な意思決定に対して投票する権利です... 優待、 分配金 分配金分配金とは、投資信託や株式などの金融商品から得られる利益の一部を、投資家に対して配るお金のことです。たとえば、投資信託の場合、その信託が保有する資産(株式や債券など)から得られる配当金や利息を、投資家... などの権利を受け取るために、 権利確定日 権利確定日権利確定日とは、株主の権利が与えられるのが確定する日のことです。配当、株式分割、株主優待などが行われる場合、その権利を有する株主を特定するために、権利確定日 (通常決算日) を定め、その日の株主名簿に... 前に購入しなければならない最終取引日を指します。

株式の場合、配当や株主優待の権利を得るには権利確定日の2営業日前までに購入する必要があります。この日が権利付き最終売買日となり、翌営業日からは「 権利落ち 権利落ち権利落ちとは、株式や投資信託などの金融商品について、配当や分配金などの特定の権利を得るための基準日を過ぎ、その権利がなくなることを指します。 たとえば、ある企業が株主に対して配当を支払う場合、配当を... 日」となります。権利落ち日以降に株式を購入しても、その期の配当や株主優待の権利は得られません。

投資信託においても、分配金を受け取るためには、各 ファンド ファンドファンドとは、複数の投資家から資金を集め、その資金を株式、債券、不動産など様々な資産に投資して運用する仕組みのことです。ファンドはプロの運用管理者によって管理され、投資家はファンドに出資することで、個... 決算 決算決算とは、企業が一定期間の経営成績や財務状況をまとめて報告することです。通常、四半期ごとや年度ごとに行われ、収益、費用、利益、資産、負債などの情報が含まれます。 決算の結果は、投資家や株主にとって重... 日(権利確定日)の直前の取引日までに購入している必要があります。