NYダウ: 24099.05  ▼64.10 (5/1)
NASDAQ: 7130.70  △64.44 (5/1)

【米国株式市場】
<ニューヨーク市場>

1.概況
米国市場は高安まちまちとなりました。ボーイング(BA)やマクドナルド(MCD)の下落が重石となったダウ平均は続落となりましたが、インテル(INTC)や決算発表を控えたアップル(AAPL)など主力ハイテク株の一角が買われたことでS&P500株価指数とナスダック総合株価指数は反発しました。ダウ平均は小幅に下落してスタートすると一時354ドル安まで売られましたが、押し目買いが入り午後には下げ幅を大きく縮める展開となりました。結局ダウ平均は64ドル安の24,099ドルと3日続落となっています。一方でS&P500株価指数が6ポイント高の2,654ポイントとなったほか、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も64ポイント高の7,130ポイントとなっています。

2.経済指標等
4月の米ISM製造業景況感指数は57.3と前月から低下し市場予想も下回りました。3月の米建設支出も年率換算で前月比1.7%減少し増加を見込んでいた市場予想を下回りました。一方で4月の米新車販売台数は年率換算で1715万台となり市場予想を上回っています。

3.業種別動向
業種別S&P500株価指数は全11業種のうち生活必需品や電気通信サービス、エネルギーなどの6業種が下げました。一方で情報技術や不動産、一般消費財・サービスなどの5業種が上げ、情報技術は1%を超える上昇となっています。

4.個別銘柄動向
決算で売上高が市場予想を下回ったファイザー(PFE)が3%を超える下落となり、ダウ平均構成銘柄で下落率トップとなりました。また、前日に市場予想を上回る決算を受けて大幅高となったマクドナルドが利益確定の売りで2%を超える下落となったほか、航空宇宙部品の会社を買収すると発表したボーイングも財務負担を懸念した売りで1%を超える下落となり、マクドナルドとボーイングの2銘柄でダウ平均を55ドル近く押し下げています。一方でインテルが3%以上上げダウ平均構成銘柄で上昇率トップとなったほか、取引終了後に決算発表を控えたアップルも決算への期待から2%を超える上昇となりました。アップルは市場予想を上回る決算を発表したことから時間外で一段高となっています。

5.為替・金利等
長期金利は0.01%高い2.96%となりました。ドル円はさらに円安が進み109円台後半で推移しています。

【VIEW POINT: 今日の視点】
本日の日本市場は円安を受けて堅調なスタートが予想されます。大型連休の谷間で様子見となりやすいなかで日経平均がどこまで上値をのばせるのかがポイントとなりそうです。

(マネックス証券 シニア・マーケット・アナリスト 金山 敏之)