高速道路の最高制限速度が、来年にも一部の区間で120キロに引き上げられるとのこと。実勢速度との乖離を減らすのもその目的の一つだというのですが、その理由は中々微妙ではあります。しかし私がもっと興味があるのは、このことが高速道路の流体力学的な現環境に影響を与え、ややこしい渋滞を引き起こさないだろうか、ということです。
高速道路では、登り坂の手前や、ちょっと気になる陸橋の手前で渋滞が起きたりしますが、高速道路というホースの中を流れる車という粒子・流体の速さが変わると、あたかも血圧の上下が激しいとプラークが付いて動脈硬化になりやすいように、色々問題が起きはしないか、と思うのです。興味津々。流体力学って、本当に難しいですよね。
現代の演算処理能力を活用すれば、この問題は回避出来るのか。そもそも今現在渋滞を回避出来ないように、回避不能なのか。或いはまた、今でも既に流体速度のばらつきはあるので、大した新問題ではないのか。注目したいと思います。