日経平均は連日今世紀最高値を更新していますが、昨日の大井競馬では、同競馬場史上最高配当を更新したそうです。最低購入額の50円に対して、払戻額は7476万7615円、実に150万倍です。これは凄い。

ハズレ馬券訴訟では、ハズレ馬券は必要経費として認められることが最高裁で確定する予定なので、馬券購入はちょっと注目を集めるかも知れません。因みにハズレ馬券訴訟とは、元会社員が3年間で28億7000万円馬券を買い続け、計30億1000万円の配当(当たり券)を受け、差し引き1億4000万円儲けたのですが、配当額(当たり額)から当たり馬券のコストだけを引いた約29億円に対して課税され、それに対して不服でこの課税は違法であると裁判で争ったものです。紙の馬券を買い続けて、十億円単位のハズレ馬券について、裁判に耐えるだけの経費データ管理を出来るとは思いにくいので、きっとこの人はインターネット投票によって馬券を購入していたものと思われます。

インターネットを使って経費管理し、かつ100万倍の出目を探すのは、お話としては面白そうです。文字通り宝くじに当たるような、いやそれ以上の難しい確率ですが。ただインターネットが可能にする新しい醍醐味というのはまだまだある気がします。当社も既存の考えに囚われないで、新しい満足度を創出するように頑張りたいと思います。明日はまた当社グループのアメリカ・ビジネスの状況について触れたいと思います。