ドバイでは、テーブルがタブレット・モニターになっているインタラクティブ・レストランが開店したそうです。注文は全てモニターをスワイプしてメニューを選び、テーブル・クロス柄も画像で選べ、自分の注文したものの調理実況も見ることが出来、おまけにタクシーまでモニターで呼ぶことが出来る。ふーむ。一人で行くには良さそうです。なんかでも本当にスタートレック的世界が部分的に出現していますね。この方向はこれからもっともっと進んでいくでしょう。
しかし!レストランは美味しくてなんぼ。奇をてらっただけでは長続きはしないでしょう。いずれ本当に美味しいレストラン、料理屋が、このようなハイテクを実装し始めた時に、社会は未来化していくのでしょうか。しかし五感が衰えては身も蓋もありません。視・聴はハイテクの中でもっと研がれるかも知れません。だからこそ、嗅覚、味覚、触覚は、今まで以上に大切にしたいと思うのです。うーむ、美味しいものと触覚ですね。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 、マネックス証券 ファウンダー
-
ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、その後代表執行役会長。2025年4月より会長(現任)。東京証券取引所の社外取締役を5年間務め、政府のガバナンス改革会議等に参加し、日本の資本市場の改善・改革に積極的に取り組んで来た。ヒューマン・ライツ・ウォッチの副会長を務め、現在は米国マスターカード・インコーポレイテッドの社外取締役。東京大学法学部卒業。