菅首相がようやく正式に退陣を表明しました。遅すぎるなぁ、と思わざるを得ませんが彼の胸中はどんなものでしょう?2007年9月に安倍首相が辞任して以来、福田首相、麻生首相、鳩山首相、そして今回の菅首相と、我が国は毎年夏頃(旧暦では鳩山首相を除いて秋)に首相が替わってきました。私の記憶では大体誰も月が細い時(新月に近い時)に辞任を決意・発表しますが、勘違いかも知れません。
しかしこの日替わりランチのような政治は止めて欲しいものですね。が、今日のテーマは胸中です。何を思っているのか?満足なのか、悔しいのか、恥ずかしいのか。「あなたとは違うんです」という迷言がありましたが、誰でもやはり自分を中心に考えるのでしょうか。
「月見れば ちぢに物こそ 悲しけれ わが身ひとつの 秋にはあらねど」(古今集秋歌上 大江千里)
しかし本当に悲しいのは私たちです。ジャクソンホールにも細い月が上がっているでしょうか?FRB議長も「妖精」ではありません。今は何が胸中に宿っているのでしょうか。しかし彼の国の人の胸中の方が、自分個人よりも回りの社会を見ていると感じるのは、少々自虐的すぎるでしょうか。
それらはさておき私の胸中。当社グループの GLOBAL VISION は着々と進んでいます。焦らず弛まず。先ずはこの GLOBAL VISION を実現し、次世代に仕組みを残していくことが、私の思いです。
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