NYでIR(機関投資家向け説明)活動をしていますが、やはり私はNYが肌に合うようです。サッカーの試合にホームとアウェイがありますが、NYは私にとってはホーム・グラウンドです。

毎日朝から晩まで、文字通り連続して機関投資家に会社の説明をし、質問に答えるのですが、複数の投資家を対象にしたラージ・プレゼンテーションと云うのもロンドンで1回、NYでも昨日1回行いました。日程的に英語で話すのに慣れてきた所為もありますが、ロンドンでのプレゼンよりも、NYでのプレゼンの方がずっと上手くできました。最大の理由はコツと云うかツボと云うかNYで話したりする時には何が望まれていて、何が許され、何がタブーであるかとか、そう云ったことが身に付いているからだと思います。もしかしたら分かっていると勘違い、思い込んでいるだけかも知れませんが、それでも動きは良くなるものです。

この「つぶやき」のバックナンバーを読み返してみても、NYに関するものは大変多くあります。NYは私の中で、やはりとても大きなスペースを占めているのです。右も左も分からない新卒が、いきなり放り込まれて、大人としての、社会人としての、金融人としての、世界市民としての、全てを教わった街です。苦労もしました。NYの街は、私が多大なエネルギーと情熱と時間を掛けて取り組んできた対象−それは仕事であり、金融・資本市場な訳ですが−と同期して存在しています。「ようやく弾けるようになった名器」と云った感じでしょうか。

しかし、これからも取り組み続けることでしょう。なべて物事は、習得・修練することが如何に重要であるかを思い知らされます。NY出張はまだ数日続きますが、ホーム・グラウンドを楽しみつつ、少しでも新たな発見に努め、「NY修練」を進めたいと思います。