【米国株式市場】ニューヨーク市場
NYダウ: 51,349.98 ▼161.61 (9/24)
NASDAQ: 26,939.37 △3.34 (9/24)
1.概況
米国市場は高安まちまちの展開となりました。米財務省が実施した国債買い戻しオペでの買い戻し額が市場予想を下回ったことで金利の高止まりが嫌気されましたが、米国とイランがホルムズ海峡再開を含む協議を進めていることが報じられたことで中東情勢緩和が期待され売り一色とはなりませんでした。
ダウ平均は95ドル安の51,415ドルでこの日の取引を開始しました。寄付き直後に下落幅を縮小し、日本時間22時33分に25ドル安の51,485ドルでこの日の高値をつけました。その後、下落幅を拡大し、387ドル安の51,124ドルでこの日の安値をつけました。以降は下落幅を縮小し最終的に161ドル安の51,349ドルでこの日の取引を終え3日続落となりました。
ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は3ポイント高の26,939ポイントで反発、S&P500株価指数は1ポイント安の7,704ポイントで3日続落となりました。
2.経済指標等
主要な経済指標の発表はありませんでした。
3.業種別動向
S&P500の業種別株価指数では、全11業種のうち4業種が上昇、7業種が下落となりました。コミュニケーション・サービスが1.9%高、ヘルスケアが0.7%高、エネルギーが0.4%高となりました。一方で、公益事業、素材、生活必需品が1.0%安となりました。
4.個別銘柄動向
ダウ平均構成銘柄は30銘柄中13銘柄が上昇しました。ウォルト・ディズニー[DIS]が2.0%高、ビザ[V]が1.8%高となりました。また、アルファベット[GOOGL]は宇宙での太陽光発電を活用した人工知能(AI)向けデータセンター実現に向け来週初めて実験衛星を打ち上げる計画を発表し1.3%高となりました。一方で17銘柄が下落し、ウォルマート[WMT]が2.7%安、アイビーエム[IBM]が2.5%安、シャーウィンウィリアムズ[SHW]が1.9%安となりました。
ダウ平均構成銘柄以外では、オラクル[ORCL]は米ニューメキシコ州で建設中のデータセンターを巡り、開発事業者に対して予定通りに稼働できない場合に支払いの先送りを求めていることが報じられ3.5%安となりました。
5.為替・金利等
長期金利は前日比0.09%高い5.20%となりました。25日朝のドル円相場は158円台後半で推移しています。
VIEW POINT: 今日の視点
金利上昇が嫌気されたものの、中東情勢緩和期待も絡み米国の主要3指数は高安まちまちの展開となりました。また、米トランプ大統領と中国の習国家主席のホワイトハウスでの首脳会談が行われ、AIを巡る両国の激しい競争について協議したほか、台湾問題についても習氏が米国に対し台湾独立に反対するよう求めたと報じられています。
夜間の日経平均先物は30円高の65,490円で取引を終えています。米国の高安まちまちの展開を引き継ぎ、本日の日本市場は大きな動きは起きにくいスタートが見込まれます。
(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 荒谷 義孝)
