「81.3って何ですか?周波数ってなんですか?」と聞かれて衝撃を受けた、というのはラジオの制作会社のディレクター。確かに今、周波数をチューニングしてラジオを聴いたりしませんね。

ラジオは携帯アプリのradikoで聞くのがデフォルトとなりました。聞きたい番組は、つまみを回してチューニングするのではなく、指先で画面をフリックして探す時代。周波数を知らなくても無理はありません。とうとうこの春は、ラジオ番組制作への求人に応募がゼロだった、と嘆いていらっしゃいました。

今やインターネットメディアが乱立、TVの制作チームがネットメディア番組制作に転向しているという話も少なくありません。そもそもYouTuberら個人が番組を制作してネットでバズらせることができる時代、既存メディアへの注目度が低下しているのも頷けます。私がラジオで初めてレギュラー番組を持った頃は、テレビやラジオの制作は人気の職業だった気がしますが、花形の職業はあっという間に入れ替わっていくものですね。

マイナビの2027年卒大学生 志望業界ランキング1位はソフトウェア、情報処理、ネット関連だそうです。これもAIの登場でどうなることやら、という話でもありますが。