第2四半期に増益に転じたことで上期が増益となった3月決算銘柄は
10月下旬からスタートした3月期決算企業の上期決算発表も11月中旬に終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると、円安や値上げ、堅調な需要動向などを追い風に好調な業績を発表する企業が目立ちました。そしてそうした銘柄のなかには第2四半期の営業利益が増益に転じたことで上期が増益となったものもあります。
そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業のなかから、第1四半期(4-6月期)は前年同期比で減益だったものの、第2四半期(7-9月期)が増益となったことで、上期(4-9月期)が前年同期比で増益となった銘柄をピックアップしてみました。例えば三菱電気(6503)は第1四半期の営業利益が前年同期比で3.8%減となったものの、第2四半期が57.7%増となったことで、上期の営業利益が前年同期比で30.1%増となっています。