第1四半期が増益で上期予想に対する進捗率が60%以上となった2月決算銘柄は

小売り企業を中心とした2月決算銘柄の第1四半期決算発表も7月中旬に終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると、値上げで食品や日用品を中心に買い控えの動きがみられるなか、仕入れ価格や人件費の上昇で減益となる企業もみられました。しかし、その一方で値ごろ感のある商品の投入や、好調なインバウンド(訪日外国人)需要などを受けて増益となる企業もみられました。

そしてそうした企業のなかには上期会社予想に対して高い進捗となったものもあります。そこで今回は第1四半期の営業利益が増益となり、上期会社予想に対する進捗率が60%以上となった2月決算銘柄をピックアップしてみました。例えばアパレル大手のワールド(3612)は電子商取引(EC)の売り上げが好調だったことなどにより第1四半期の営業利益が前年同期比で16%増となり、上期予想に対する進捗率が91.1%となっています。

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