3月決算企業の第1四半期決算発表集計

7月20日のディスコ(6146)とニデック(6594)を皮切りにスタートした3月決算企業の第1四半期決算発表が本格化しています。こうしたなか8月1日と2日も多くの企業が決算を発表しています。例えば1日にトヨタ(7203)や三井物産(8031)、コニカミノルタ(4902)、日本航空(9201)などが決算を発表したほか、2日にはSUBARU(7270)やTDK(6762)、ヤマハ(7951)、川崎汽船(9107)などが決算を発表しています。

こうしたなかで特にマーケットの注目を集めたのがトヨタの決算発表です。車載半導体不足の解消による生産増や値上げなどにより第1四半期の営業利益が1兆1209億円となり、日本企業として初めて四半期の営業利益が1兆円を超えました。また、通期予想に対する進捗率が37.4%となり業績の上振れ期待が高まりました。そのため決算を好感した買いが入り決算発表の翌日に株価が2022年1月に付けた上場来高値を約1年7ヶ月ぶりに更新しています。

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もう一つのヒント

8月4日の決算発表スケジュール

3月決算企業の第1四半期決算発表が先週から本格化しています。こうしたなか今週も多くの企業が決算を発表する予定です。8月4日は日本製鉄(5401)や三菱重工業(7011)、スズキ(7269)、伊藤忠商事(8001)、丸紅(8002)、三井不動産(8801)などが決算を発表する予定です。

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