2月決算企業の第1四半期決算発表集計

16日の西松屋チェーン(7545)を皮切りに小売り企業を中心とした2月決算企業の第1四半期決算がスタートしています。こうしたなか先週は26日にあさひ(3333)や壱番屋(7630)、しまむら(8227)などが決算を発表したほか、27日にはスギホールディングス(7649)が決算を発表しています。また、28日と29日にはJ.フロント リテイリング(3086)や高島屋(8233)などが、そして30日にはアダストリア(2685)や三陽商会(8011)などが決算を発表しています。

そこで2月決算企業の6月の決算発表を振り返ってみると、まだ第1四半期決算ということもあり通期の業績予想を据え置く企業が目立ちました。しかし、高島屋や三陽商会では通期の営業利益の見通しを上方修正しています。高島屋は光熱費の上昇が想定より緩やかだったことなどで通期の営業利益の見通しを350億円から375億円に引き上げています。また、三陽商会も主力の百貨店での集客が改善したことなどで通期の営業利益の見通しを24億円から27億円に上方修正しています。

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