決算発表後に目標株価の引き上げがみられる12月決算銘柄は

10月の下旬からスタートした12月決算企業の第3四半期決算発表も11月中旬に終了となりましたが、10月中に決算を発表した銘柄では決算発表から1ヶ月程度が経過したことからアナリストによる業績や投資判断、目標株価の見直しも一通り進んだと思われます。そこで今回は10月中に決算を発表したTOPIX500採用の12月決算企業のなかから決算発表後に目標株価の引き上げがあったもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。

そのなかでも目標株価の引き上げが目立つのがキヤノン(7751)とヒューリック(3003)です。キヤノンはミラーレスカメラや医療機器などが想定以上に推移していることなどから通期の営業利益の見通しを3760億円から3850億円に上方修正したことで、ヒューリックも東京都内を中心にオフィスビルの売却が順調に進んでいることなどから通期の営業利益の見通しを1230億円から1240億円に上方修正したことで決算発表後に3社が目標株価を引き上げています。

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