第1四半期の利益が2倍以上となった3月決算銘柄
7月下旬からスタートした3月決算企業の第1四半期決算発表も先月中旬に終わりとなりましたが、日本経済新聞の集計によるとこの第1四半期の上場企業の純利益は前年同期比で26%の減益となりました。しかし、大幅な赤字となったソフトバンクグループ(9984)の影響を除くと1割程度の増益だったようです。こうしたなか第1四半期の利益が前年同期比で大幅な伸びとなった企業もみられます。
そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業のなかから第1四半期の利益が前年同期比で2倍以上となった銘柄をピックアップしてみました。例えばSCREENホールディングス(7735)の第1四半期の営業利益は主力の半導体製造装置の販売が台湾や北米で伸びたことなどから前年同期比で2.1倍となっています。また、三井不動産(8801)の第1四半期の営業利益も海外で投資家向けの物件の売却が伸びたことなどから前年同期比で2.2倍となっています。