決算発表後に目標株価の引き上げがみられる12月決算銘柄は
7月の下旬からスタートした12月決算銘柄の上期決算発表も先月中旬に終了となりましたが、8月第二週の半ば以降に決算を発表した銘柄でも決算発表から3週間程度が経過したことからアナリストによる業績や投資判断、目標株価の見直しも一通り進んだと思われます。そこで今回は8月10日と12日に決算を発表したTOPIX500採用の12月決算企業のなかから決算発表後に目標株価の引き上げがあったもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。
そのなかでも目標株価の引き上げが目立つのが東京建物(8804)や電通グループ(4324)で、通期の営業利益の見通しを上方修正したことから決算発表後に3社が目標株価を引き上げています。また、日本ペイントホールディングス(4612)でも3社が目標株価を引き上げたほか、NIPPON EXPRESSホールディングス(9147)とミルボン(4919)でも決算発表後に2社が目標株価を引き上げています。