今朝は由あって、朝早くにお寺に行きました。お寺に入った時は真っ暗。出てきた時は爽やかに明るくなっていました。お寺の人は大変ですね。私は何十年もずっとマーケットの中に身を置いていて、激しい変化に毎日毎分さらされています。一方お寺の中は、きっと何百年も前から、毎日毎分、同じ営みをしてきたのだと思います。激しい対比です。久し振りの早朝のお寺は、私の中に中庸を得ることを少しでも可能にしたでしょうか?とてもそうとは思えませんが、バランスを取るように努めることを忘れないようにしたいと思います。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。