決算発表後に目標株価の引き上げがみられる12月決算銘柄は
7月下旬からスタートした12月決算銘柄の上期決算発表も先々週で終わりとなりましたが、8月に入って一早く決算を発表した企業では決算発表から2週間以上が経過したこともあってアナリストによる業績や目標株価の見直しも随分と進んだとみられます。そこで今回は8月2日から6日に上期決算を発表したTOPIX500採用の12月決算銘柄を対象に決算発表後に目標株価の引き上げがあったもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。
そのなかでも目標株価の引き上げが目立つのがAGC(5201)で、国内建築用ガラスの値上げなどでガラス事業の採算が改善することなどから通期の営業利益の見通しを1600億円から1800億円に上方修正したこともあって決算発表後に4社が目標株価を引き上げています。また、ミルボン(4919)でも通期の営業利益の見通しを引き上げたこともあって決算発表後に3社が目標株価を引き上げています。