上方修正で一転して最高益更新予想となった銘柄は
1月下旬からスタートした3月決算銘柄の第3四半期決算発表も先月中旬に終わりとなりましたが、日本経済新聞の集計では新型コロナウイルスの感染拡大の影響で2020年4-12月期の純利益は前年同期比で15%の減益となったようです。しかし、10-12月期は前年同期比で40%の増益に転じています。
こうしたなか通期の業績予想を上方修正する企業も多くみられましたが、そうした銘柄のなかには最高益更新が見込まれるものもみられます。そこで今回はTOPIX500採用の3月決算銘柄のなかから上方修正で一転して最高益更新予想となった銘柄をピックアップしてみました。例えば任天堂(7974)では新型コロナウイルスの感染拡大で外出を控えて自宅でゲームをする人が増えていることなどから通期の営業利益を上方修正したことで2009年3月期の最高益を更新する見通しとなっています。