4月下旬からスタートした3月決算企業の本決算発表も先月中旬に終了しましたが、5月に入って決算を発表した銘柄でも決算発表から1カ月以上が経過したこともありアナリストによる業績や目標株価の見直しも随分と進んだと思われます。そこで今回は5月18日以降に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算企業を対象に決算後に3社以上が目標株価を引き上げた銘柄(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。
そのなかでもSOMPOホールディングス(8630)と東京海上ホールディングス(8766)では、経常利益の見通しがコンセンサス予想を上回ったこともあって決算発表後に4社が目標株価を引き上げています。また、MS&ADインシュアランスグループホールディングス(8725)でも3社が目標株価を引き上げたほか、営業利益の見通しがコンセンサス予想を上回った光通信(9435)でも決算発表後に3社が目標株価を引き上げています。