先月下旬からスタートした3月決算企業の本決算発表も先週で終わりましたが、上場企業の2018年3月期の経常利益は日本経済新聞の集計によると前期比で17%に近い大幅な増益となったようです。そしてこのように2018年3月期が好決算となるなかで四半期決算ごとに営業利益の見通しを上方修正する企業もみられましたが、そうした銘柄のなかには三度の上方修正をさらに上回る実績を残したものもありました。
そこで今回は三度目の上方修正となった営業利益の見通しをさらに5%以上上回って着地した3月決算銘柄をピックアップしてみました。例えばトヨタ(7203)では三度目の上方修正となった営業利益の見通しを9%余り上回ったことで前期比で20%余りの営業増益となっています。また、営業減益となったホンダ(7267)でも見通しを8%近く上回ったことで減益幅は小幅なものに止まっています。