3月決算企業の第3四半期決算も2月中旬に終わりましたが、日本経済新聞の集計によると上場企業の経常利益は世界的な景気拡大の恩恵を受ける企業がけん引し前年同期比2割近い増益となった模様です。そしてこのように好調な決算となるなかで通期の営業利益の見通しを上方修正する企業も少なからずみられました。
こうしたなかこれまで投資のヒントでは従来10%台や20%台、30%台、そして40%台の増益予想だった銘柄で上方修正を行った銘柄を取り上げましたが、今回は50%以上の増益予想だった銘柄で上方修正に踏み切ったものをピックアップしてみました。例えばソニー(6758)では6300億円だった営業利益の見通しが7200億円へと上方修正されたほか、任天堂(7974)でも1200億円から1600億円へと大幅に営業利益の見通しが引き上げられています。