7月下旬からスタートした3月決算銘柄の第1四半期決算発表と並行して行われていた12月決算銘柄の上期決算発表ですが、それも先々週でほぼ終了となりました。その結果をみると新型コロナウイルスの感染拡大を受けて厳しい決算となる企業が目立ちましたが、その一方でそうした環境のなかでもこの上期に増益を確保した銘柄も幾つかみられます。
そこで今回はTOPIX500採用の12月決算銘柄を対象に上期の営業利益が増益となった銘柄をピックアップしてみました。例えば東京応化工業(4186)や電通グループ(4324)では上期の営業利益が前年同期比で5割を超す大幅な増益となったほか、中外製薬(4519)でも上期の営業利益が5割近い増益となっています。また、ヒューリック(3003)やMonotaRo(3064)、大塚ホールディングス(4578)でも2割以上の営業増益となっています。
上期に増益を確保した12月決算銘柄はこちらからチェック(PDF)