先月下旬からスタートした3月決算企業の第3四半期の決算発表も終盤に差し掛かってきました。したがって1月中に決算を発表した銘柄ではアナリストによる業績や目標株価の見直しもある程度進んだと思われます。そこで今回は先月の30日に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に決算後に2社以上から目標株価の引き上げがあったもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。
今回は3社以上が目標株価を引き上げた銘柄こそありませんでしたが、2社が目標株価を引き上げた銘柄は11となりました。例えば第3四半期の営業利益の実績が9割を超す大幅な増益となった東京エレクトロン(8035)や、減益予想の通期見通しに対して第3四半期の営業利益の実績が増益となった野村不動産ホールディングス(3231)、オリエンタルランド(4661)、JR東海(9022)などで決算発表後に2社が目標株価を引き上げています。