今年も先週金曜日から師走相場入りとなりました。したがって11月に入り決算発表シーズンの終盤に決算を発表した企業でもアナリストによる業績や目標株価の見直しもある程度進んだと思われます。そこで今回は決算発表がピークとなった先月10日に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に決算後に3社以上から目標株価の引き上げがあったもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。
そのなかでも特に目標株価の引き上げが目立つのがJXTGホールディングス(5020)とNTT(9432)で、ともに決算発表後に8社が目標株価を引き上げており、JXTGホールディングスではその8社全てが強気の投資判断を付けています。また、ヤクルト本社(2267)と東レ(3402)、シチズン時計(7762)、三井不動産(8801)でも決算発表後に3社が目標株価を引き上げています。