東京市場まとめ

1.概況

本日の日本市場は米国市場の大幅下落を受けて全面安の展開から大幅続落となり、日経平均は2017年9月15日以来の20,000円割れとなりました。日本市場が休場中に米国市場でダウ平均が2日間で1,000ドル以上も下げたことから日経平均は380円安の19,785円でスタートすると、売り気配だった銘柄が寄り付くなか取引開始10分後には840円安近くまで下落しました。その後一旦下げ渋る様子もみられましたが、上値は重く10時過ぎから一段安になると前引けの少し前に下げ幅を1,000円超に広げました。

その後も大きく持ち直すことなく安値圏で推移した日経平均は大引け間際に1,048円安の19,117円と本日の安値を付けると結局1,010円安の19,155円で取引を終え5日続落となり年初来安値を更新しています。この結果、日経平均の下げ幅は今年2番目の大きさとなりました。こうしたなか新興市場も大きく下げ、東証マザーズ指数が3日続落、日経ジャスダック平均が7日続落となっています。

2.個別銘柄等

東証1部の値下がり銘柄数が全体の98%に当たる2,096銘柄にのぼるなか年初来安値更新銘柄数が1,601と今年最大となりました。

TOPIX100に採用された日本を代表する銘柄でも61銘柄が年初来安値を付け、トヨタ(7203)やホンダ(7267)、日産(7201)といった自動車大手に加え、日立(6501)や三菱電機(6503)、パナソニック(6752)、京セラ(6971)、キヤノン(7751)、東京エレクトロン(8035)などのハイテク株、新日鉄住金(5401)やJFEホールディングス(5411)などの鉄鋼大手、伊藤忠商事(8001)や三井物産(8031)、住友商事(8053)といった大手商社、さらに三菱UFJフィナンシャルグループ(8306)や三井住友フィナンシャルグループ(8316)、みずほフィナンシャルグループ(8411)といったメガバンクなどが年初来安値を更新しています。

一方で全面安となるなか東証1部で値上がりしたのは千代田化工建設(6366)などわずかに27銘柄に止まりました。

VIEW POINT: 明日への視点

米国市場の下げに引きずられる格好で日本市場も下値模索の展開が続いています。こうしたなか今晩の米国市場はクリスマスの祝日で休場となります。明日は米国市場の影響を受けないなかでテクニカル面で短期的に極端に売られすぎとなっていることから自律反発の動きをみせるかがポイントとなりそうです。

(マネックス証券 シニア・マーケット・アナリスト 金山 敏之)