1.概況

本日の日経平均は135円高の2万3849円と3日続伸し、連日で昨年来高値を更新しました。TOPIXやJPX日経400、東証2部指数や新興市場のマザーズ指数など主要指数は総じて上昇しました。先週末と昨日の米国市場でダウ平均がトータル200ドル以上上昇したことを受け、日経平均は234円高の2万3948円と大きく続伸して寄り付きました。本日の日経平均は寄り付き直後の水準が1日の高値になるとその後は徐々に上げ幅を縮める展開となりました。日銀が午前の金融調節で超長期ゾーンの国債買い入れオペを減額したことを受けドル円が50銭ほど円高に振れたこともあり、日経平均は11時過ぎに74円高と1日の安値をつけました。その後前引けにかけてやや持ち直し前場を129円高で終えた日経平均は、後場に入ると前引けの水準近辺での狭い値幅での推移となりました。日経平均は結局135円高と3日続伸して取引を終えました。東証1部の売買代金は3兆1112億円と3営業日連続で3兆円を超えました。東証33業種は24業種が上昇しました。中でも不動産業が唯一2%を超える上昇となったほか電気機器、証券商品先物も1%を上回る上昇となりました。一方で鉱業や石油石炭製品、パルプ・紙など9業種が下げています。

2.個別銘柄等
東証1部の売買代金上位銘柄は概ね上昇しました。売買代金トップの任天堂(7974)やソニー(6758)、ソフトバンクグループ(9984)、SBI(8473)、ファーストリテイリング(9983)、キヤノン(7751)、みずほ(8411)などが上昇しました。先週末に12月の国内ユニクロの既存店売上高が前年同月比18.1%増だったと発表したファーストリテイリングは1.2%高としっかりでした。一方で三菱UFJ(8306)、トヨタ自動車(7203)、三井住友(8316)は小幅に下げています。材料が出たところでは、LINEポイントを実店舗でも使えるよう拡大していくと伝わったLINE(3938)は10%超の大幅高で上場来高値を更新しました。また、12月の月次売上高が前年同月比16.7%増と堅調だったブランド品買い取りなどを手掛けるコメ兵(2780)は2.5%高としっかりでした。また、スマートフォン向けゲーム「神の手」が好調だと伝わっているマザーズ上場のブランジスタ(6176)はストップ高となりました。

【VIEW POINT: 明日への視点】
日経平均は3日続伸し本日も昨年来高値を更新しました。マーケットのセンチメントは非常に良好のようです。今週は経済指標などの材料はあまりありませんが、良好なマーケットセンチメントを反映して日経平均が2万4000円に到達できるかが焦点となりそうです。

(マネックス証券 マーケット・アナリスト 益嶋 裕)