3月期決算企業の中間決算発表も終わりとなりましたが、日本経済新聞の集計によるとこの上期は1割強の増益と4年連続の増益となりました。通期も円安やインバウンド需要などを背景に7%近い増益が見込まれ前期に続いて最高益を更新する見通しです。こうしたなか第1四半期決算では限られた通期予想の上方修正に踏み切る企業も中間期決算ということもあって比較的多くみられ、そうした銘柄のなかには最高益更新が予想されるものもあります。
こうしたなか昨日はもともと二桁増益で最高益更新が予想されていた銘柄で上方修正によってその確度が一段と高まった銘柄を取り上げましたが、今回は一桁増益での最高益更新予想だったものが上方修正で二桁増益での最高益更新予想となったものをピックアップしてみました。例えば科研製薬(4521)や東邦ガス(9533)では微増による最高益更新が見込まれていましたが、上方修正により6割近い大幅増益で最高益を更新する見通しとなっています。