問題はGDPがよろしくないということ。輸出企業は儲かっていないというか儲けがあまり変わらないらしいということ。為替の変動に対応できる体勢を整えていた。あるいは世界がモノを買わない状況に陥っているからかな。
不況は世界的な流れという意味。上がりまくっているのはダウだけ。自社株買いで株価を上げてストックオプションで収入を上げる経営陣。という構造らしい。1％ VS 99%の格差は益々広がっていくのかな。それは株価から景気を読み取りにくいことになっているのだね。日経平均もそうなのだろうね。GDPは311以来の落ち込み。この先もよろしくないと予想されているらしいしね。たのむよ日本経済。
さて先日中国で事業を展開する大先輩と話した。中国バブルもいい加減はじける頃なのでは？とありきたりの質問をした。するとありきたりではない答えが返ってきた。いわく、「ぼくも同じことを中国人に聞いた。彼らはこう答えた」「中国は日本より広い。人口も多い。だからまだまだ大丈夫」だそうだ。その真意はこう。
バブル崩壊とは高値で買った人たちが損を承知で売り抜け出すと始まる。つまりババをひいた人たちの損が少しずつ確定していく現象。
日本では東京でバブルがはじけだし福岡まで行って行き先が海しかなくなって崩壊した。中国は広いから北京で住宅の値段が下がり出していたとしても内陸へ内陸へと延々終わりなくバブルって行く。ババを引く人も延々と続いていく。
つまり国民みんなが損をしつくすまでにまだまだ長い時間がかかるはず。もちろん死ぬほどの損をかかえる人も出てくるけど。大方は貧乏な農民が今より少しだけ貧乏になるくらいのことだから。中国に取ってバブルが弾けるというショックは日本のそれとは違うことになる。のだそうだ。
本当かどうか分からないけどやはり大中華思想は島国のそれとは違うんだなと感心したよ。
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