狂ったように上げつづけた冬の嵐は一先ず収束を迎えるのか?春だし。
上げ続ける相場はない。下げ続ける相場はあるけどね。国家あるいはシステムが崩壊する時だね。

去年の夏前から俺は年末ドル/円90円説を唱え続けていた。それは色々な情報を呑み込んだうえでの希望的発言だった。90円には惜しくも届かなかったけど70円代半ばの時に言っていたのだから大したものだ。と、たまには自分を褒めたい。そこまでは儲けも出たがこんなに株が上がると踏んでいなかったので全部吐き出した。禍福は糾える縄の如しである。相変わらず上手くいかない。俺。

しかしここ数日株の上げの力が弱まってきてはいないか?いるよね?それは円高が巻き戻しに入ってきたからなのではないだろうか。思うに今回のダウの上昇はドルの価値の下落と共に動いている。もちろん少し遅れながら。ドルの動きの方が早いのだ。昨年末からドルが上がり出したのでもうダウは止まるのではないか。ドルが上がった分ダウは今から下げるのではないか。

日経平均はダウよりもリアルタイムにダウと連動しているのだろう。ドルが急に上がったので調整するとすれば日経平均も調整となる。ってな感じで思っているけどどうだろうか。日本株を買っているのは外国人だけ。いわゆる渡辺夫人は売っているらしいが本当ですか?

ところでここ一ヶ月ほど惚れ惚れと見ているチャートがある。それは為替のユーロ・ドルの日足チャートだ。とても綺麗な三尊天井を描いているのだ。2月の頭を頂点にして左右に約10数営業日のところに小山を作っている。美しすぎる。そして同じくユーロ/ドルの週足チャートもイケている。12年7月の終わりを大底にした逆三尊なのである。そしてそして同じくの月足も綺麗だ。こちらは08年の半ばのピークをトップとして同じ感覚で4つの波動のピークを迎えているが見事に右肩下がりなのだ。何を意味しているのかはわかり兼ねるけど。美しいから見てみてねー。

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サンプラザ中野くん数々の爆発的ヒット曲を生み出してきた「爆風スランプ」で活躍。自身のホームページでも意外な側面を見ることができる。

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