この一週間は為替に張り付いていたよ。俺はかねてからの円安論者だ。円は120円まで戻すとみている。というか信じている。根拠は色々と情報を漁っている中で見つけている。とにかく愚直にドルを買い続けている。なのでずっと損を出し続けてきた。ああ、地獄の日々だったさ。だからこの一週間は夢のなかにいるような気分だ。夢よ続け!!

世の中では俺同様、円安待望論が占めているようだ。輸出企業が儲かりにくいからということだ。しかし日本の産業は輸出企業ばかりではないわけだ。輸入企業もあるわけだから。しかも資源がないと言われている日本。物資を輸入に頼るところが大きい。ならば輸入品の価格が安くなる円高をよしとする声がなぜ余り聞こえてこないのだろうか?これはずっと疑問なんだよね。燃料も食料も建材もなにもかも安く輸入できているのにね。おまけに今の日本のGDPの中では輸出が占める割合というのはそれほど高くないそうではないか。15%くらいだったっけ?韓国とかは50%くらいだったかな?確か。まあ裾野の広い産業が多いからね、輸出はね。

成熟した資本主義社会では内需の割合が高いのだそうだ。特にサービス業とか。サービス業が充実している。つまり国民が自分たちの心地よさのために使うお金を持っている。だから日本はいい国なのだ。隣の大国は公共事業と国防費ばかりに儲けを費やしている。そこから掠め取れている輩だけが超大金持ちになっているわけだ。良い国とはいえない。つまり戦争好きな国は良い国ではないということ。しかし戦争戦争って、誰得?

あとインフレ待望論。これはやばくない?だって金利が上昇することにつながるわけでしょ?低金利だからなんとかみんな借金生活の中でも凌げているんじゃないのか?どうだろう。

今が良いと思って論じるのと、今が悪いと思って論じる違いかな?おれは今の日本はかなり良いと思っているんだけどね。世界的に。比較論ね。だからこれより良くなろう・なりたいっていうのは人情だけど、実際問題難しい話。悪くなりそうな原因ポイントを消していくよう考えるんだいつも。刷新刷新って日本の今を全否定すると気持ちがいいんだろうけど。
アメリカの会社を買収したあそこが苦しむことになるのか。年末90円みえるか?
サンプラザ中野くん数々の爆発的ヒット曲を生み出してきた「爆風スランプ」で活躍。自身のホームページでも意外な側面を見ることができる。

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