ドイツが優勝すればユーロ圏でのドイツの大盤振る舞いが期待出来るんじゃないかということらしい。メルケル女史は本気でサッカーが好きらしいし。先日の対ギリシャ戦でもスタジアムで大人げなく大喜びしていたらしい。4?2でドイツの勝利。

先週末せっかくドル/円が円安方向に動き出したのにキプロスの財政支援要請で元の木阿弥になってしまった。やっぱりヨーロッパは全然安定していないとマーケットが判断したのだ。キプロスなんて小さな経済規模なのだろうけど次から次へと支援要請がまだ来るぞと反応してしまったのだ。ヨーロッパの底が見えないね。なのでドルに対してもリスクを取れないというわけだ。でも俺は秋にはドル/円は90円と思っている。あくまで思っているだけだけど。っていうか、もう5年以上円安を期待して損を重ねている。まあ最後に笑えれば良いのだ。俺は最後に笑う男なのだ。そして墓場で一番の為替長者となるのである。あまり嬉しくないけど。

ヨーロッパはいずれにせよ延命処置をし続けているだけだと思う。だから徐々に弱くなるし、急激に弱くなる日も来るはず。ドイツがユーロ/安で輸出を伸ばしているとはいえ、世界的な不況なのだから先は見えている。ユーロ圏で助け合って行かねば。ユーロが崩壊していいことはドイツにとってもないから。アメリカはQE3に踏み切れない。これ以上ドル安政策を推し進めて世界の食料費やら燃料費が上がったら「革命」やら「暴動」が止めどなくなってしまうから。アメリカのコントロールの及ばない政権が増えてしまうのも嫌だろうから。

中国は50人以上が参加する暴動が年間に15,000件あるのだそうだ。おまけに電力の消費量が3 割も減少しているのだそうだ。先日中国経済の専門家にお話を伺ったから間違いない。

日本は俺としては不本意なのだが消費税増税が衆議院で可決された。普通に考えれば経済に取って良いこととされている。なので世界の中できっと一番安心なのは日本だろう。経済的に。佐渡島の石油が当たれば日本が世界を牛耳る日が訪れるに違いないのだ。利権を奪われないように頼みますよエライ人。時代が日本を選ぶのだ。そろそろだ。

サンプラザ中野くん

数々の爆発的ヒット曲を生み出してきた「爆風スランプ」で活躍。自身のホー ムページでも意外な側面を見ることができる。

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