11月11日だ。いい日だったかな?俺は毎日がいい日だから。今日もいい日だった。いま11日の朝だけど。そう決めつけて毎日を始めている。そうするといい日にしかならなくなる。そのように感じられる。いわゆる「引き寄せの法則」。俺の場合は「決めつけの法則」かも。
この前書いたネット上のオークション。同じ仕組みのサイトが出来ていた。これ完全に儲かるもんな主催者。俺は二度と参加しない。だってサイトの関係者がオークション相手、つまりサクラだとしたら絶対勝てないもの。まあそう思い込んだら負けを引き寄せてるわけだし。株でも勝てないのは思い込みのせいかな。払拭するのだー。
というわけで仏教のお勉強会に行って来た。仏教といってもテーラワーダ仏教。初期仏教の、である。いわく、日本に伝わったのは大乗仏教。これは釈迦の没後数百年後に成立したものなのだそう。テーラワーダ仏教は釈迦の時代から完全なかたちで継承されて来たパーリ語の教典を元にしている。お釈迦様の根本の教えなのだそうだ。大乗仏教は学問仏教。あるいは儀式儀礼的に過ぎるカタチになっている。しかしテーラワーダ仏教はより身近。生活感あふれる教えとなっている。とのこと。
語り手は長老。その名はスマナサーラ。スマナサーラ長老は達者な日本語を駆使して我々に語りかける。ときに熱くときに熱く、そして可笑しく。この日のテーマは性。男女は決して理解しあえないのだ、と整然と説く。何度も大声で笑ってしまった。面白かった。
曰く、女性は生まれついての管理者。管理がDNAに刻み込まれている。それは生命を生み育てるという役割だから。とにかく他者を管理したがる。そして「自分は他者を良く理解している」と思い込んでいる。これも生命を産んで育てているから。自分の中で育んだ生命のことは完璧に理解している、と思い込んでいる。つまり自分と違う人間を理解できる、と。その思い込みは生んだ子供以外にも広がる。他者を理解できると思い込み、管理しようとする。それが女性という性なのだ、と。
「子供が泣いているとするでしょ」「ああお腹がすいているのね、とお乳をあげる。でも泣き止まない」「じゃあ眠たいのね、と寝かそうとする。でも眠らない泣き止まない」「ね。わかっているつもりで全然わかってないでしょ」「こんなのばっかりでしょ」と長老は説くのである。可笑しい。
そして男性は暇なのだと説く。曰く、男性という性は生命を生み育む事に関わりが少ない。女性が99.9%男性が0.1%だ、と。曰く、男性は暇である、と。「男は暇だから余計な事を考えたりやったり発明したりしているの」「戦争したり遠くの宇宙が見える望遠鏡を発明したり」「観た事もない宇宙は観れるけど何の役にも立っていないでしょ」「女性の発明品は全部台所用品」「全部役に立つもの」と説かれる。ああ可笑しいよー。
さらに曰く「女性は全てわかっていると思い込んでいる」「だけどそうじゃない」「なのに管理しようとする」「だから24時間どこに行ってもトラブルをおこす」「だけど反省しない」「女性は相手も自分の事を理解していると思っている」「だから言わなくてもわかると思い込んでいる」「だけどそうじゃない」と続く。もう抱腹絶倒である。
そして参加者の質問。「32歳女性です。どうしたらいい結婚が出来ますか?」長老はこう答える。「あなたが完璧に管理できる男性と結婚しなさい」と。会場は爆笑。しかし「これ冗談じゃないんですよね」「だってそうなんですもんね」と真面目に諭す。ああ面白かった。
というわけで、男女は理解しあえない。女子と女子も理解しあえないという事だな。たぶん。
いよいよ天井なのではないでしょうか株?どう?
サンプラザ中野くん
数々の爆発的ヒット曲を生み出してきた「爆風スランプ」で活躍。自身のホームページでも意外な側面を見ることができる。
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