先日、知り合いの弁護士と話した。
俺は言った。「こりゃあ可視化を進めるしかないね」。
彼は言った。「いやそれをすると日本の検察はほとんど悪を暴けなくなります」「と言うと?」
「アメリカにはオトリ捜査や盗聴、司法取引きなどの捜査手法があります。認められています」
「はい」
「日本ではほぼ使えません」
「ほう」
「おとり捜査などは犯罪者を検挙する為に犯罪を犯させる事もやむなしという手法であるため、日本では好まれないのです」
「なるほど」
「それらの捜査手法がない日本で可視化した場合、検察は取り調べ手段を失うに等しいのです」と。「だから自白重視にむかうのです」と。
そうなのか、と思った。
彼は言った。「容疑者を壁に向かって立たせ続ける、みたいな取り調べも実際あります」と。「それは、まるで昔の学校のお仕置きの様な?」
「そうですね」と。「うーん」と俺はうなった。
しかししかしそれはさておき、世は「ダダ漏れ」の時代である。何でもかんでも生で観られてしまう世の中になっているのである。
俺はこの10月から二つの番組をやっている。一つはTBSラジオ「Kakiiin!」木曜日。毎週木曜日の20時から1時間。生放送の音楽番組である。全国24局ネットなので地元のラジオ局を調べて聴いて欲しい。
もう一つも音楽番組。生放送。それは「サンプラザ中野くんのせたがやたがやせ」。毎週火曜日夜21:30ごろからやっている。東京都世田谷区のコミュニティFM/FM世田谷のスタジオから生放送で世界に発信しているのだ。
「え?コミュニティFMってそんなに電波が飛ぶ?」と思ったあなた。その通り。電波は都内まで。世界に向けて使っているのはインターネットの「ユーストリーム」なのである。我らがマネックスも使っているユーストリーム。それはインターネット回線を使った放送なのである。ほとんどただ同然で世界に向かって放送が出来るシステムなのである。説明しているだけで興奮してくるほど画期的なシステムなのであるぞ。
コミュニティFMの規範にはのっとっているけれど、なにしろ昔からのキー曲とは違う緩さの漂う放送。ぐだぐだな状態で世界に向けて生放送中なのだ。面白いと評判だ。毎週生歌も連発だ。ツイッターですぐに意見も投票できるし。楽しくやっているぞ。世田谷区内の農家さんを紹介/応援もしているぞ。一度聴いてみて。
過去の放送も置いてある。みてみていいよ。
しかしなんだこのアゲ相場は。何か怖い。

「サンプラザ中野くんのせたがやたがやせ」

http://www.ustream.tv/user/spnk_spnk_spnk

爆風スランプ一日だけ復活は2010/12/12 東京国際フォーラムC プレイガイド発売日近し

www.bakufu-slump.com

サンプラザ中野くん
数々の爆発的ヒット曲を生み出してきた「爆風スランプ」で活躍。自身のホームページでも意外な側面を見ることができる。

http://mail.monex.co.jp/?4_86617_557781_13

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